父子家庭で娘、それ私だ

【不登校伝記(2年1学期):4章】国王、違和感を感じる

2020.02.29

[最終更新日]2021/03/21

親子登校を始めた我が家

クラスに近い空き教室を使っていた所

変化が出始めた

教室変更が起きる

親子登校が始まって2日目。

例によって授業が始まるまでは「教室周辺」で皆と絡み、授業開始のベルが鳴ると同時に近くの別室へ移動するという流れに。

どれくらい掛かるもんやろか

何せ初めての経験なので先の見通しが全く立ちません。仕事をいつまで調整しておけば良いのか。どれくらいの予算を用意して向き合えば良いのか。全てが手探りです。

余計な事は考えないでいよう

今はとにかく娘が友達と接して「クラスメート」として認識をしてもらえれば良しとしよう。クラスに楔が撃ち込まれたら一時離脱をしても戻る場所ができる。

そんな認識でした。

そんな感じで「やるしかないよな」と思ったところに先生がやってきました。

ここは別のご用事で使うかもしれないから、別の部屋にいこっか。

おぉ、これが別室登校というやつか

きっと、その部屋は「別室登校組」が集まって頑張ってるんだろうな。そこで縦の繋がりができても面白いな。そう思って先生についていったところ。。。

階段を1F登り、更に1F登り、娘のクラスから2階上の教室に入りました。中には誰もいません。何か倉庫みたいな感じの部屋。

ここなら怖くないでしょ?ここ使おうか

ハイ

クラスの喧騒から遠ざかった小さな部屋。それが娘に用意された「別室」でした。

え?隔離?

友達との接点こそが突破口だと思っていた僕には想定外の展開でした。これでは完全な独りぼっちです。僕がいなければこの小さな部屋で独りぼっちです。

別室登校ってこういうものなの?

学校には学校の考えがあると思います。そしてここは学校です。部外者がどうこう言っても始まりません。素人の僕にはわからない仕掛けや狙いがあるのだろう。あるに違いない。

そう思う事にしました。

>>次は「ここじゃないかもしれん」