父子家庭で娘、それ私だ

「父子家庭=健全な家庭ではない」の呪縛を解き放て

[最終更新日]2019/12/26

ざっくり言うと

  • そもそも「健全」とは何か?
  • 自分にとっての「健全」を定義しよう
  • 「健全」とは親の人数ではなく「関係性」だと思う

そもそも「健全」とは何か?

父子家庭の前に立ち塞がる言葉の一つ。

「父子家庭=健全な家庭環境ではない」

これを言われると、父子家庭はもうどうしようもない。再婚するしか「健全化」の道が開かれない。この言葉に脅されて、本当に再婚の道を探すシングルパパもいるくらいです。

再婚したらしたで「複雑な家庭」というレッテルが待っている。

「健全=両親が揃った家庭」という大前提がある時点で父子家庭にはどうにもならないのである。

要は父親一人では「母性と父性」を両立させるのは無理だから健全ではないという事らしい。

ふ~ん、としか言い様が無い(笑 就学後に目の当たりにすると思うが、世には父性溢れる母親が多いからだ(笑

他人様の作った「健全」のイメージより、自分自身にとっての「健全」を作り出そう。それでいい。

「健全」とは親の人数ではなく「関係性」だと思う。

「我が家は健全な家庭環境ではない」と悩む父子家庭のパパに伝えたい。

「健全」とは親の人数ではなく「親子の関係性」が重要なんだと。

家庭が機能不全に陥っていないかどうか。それが全てだと思う。

  • 親子の距離感が適度に保てているか。
  • 親が子の「最後の砦」となれているか。
  • 親子間の信頼関係は絶対的なものか。

僕ら父子家庭はこの役割を一人で担わないといけないし、失敗もできない。何せ母親がここにいないのだから。だから常に慎重に臨まないといけない。

でも「一人だからできない」という訳では無い。

父子家庭であっても家族皆が幸せになれる家庭を作れるのである。

ちなみに僕は「父性」は後回しでいいと思う。「母性」的な許容を持って娘に接している。それが娘の人格形成・情操教育における最重要ポイントだと思うからだ。

>>次は「母性」と「父性」に縛られない事。