父子家庭で娘、それ私だ

「母性」と「父性」に縛られない事。

[最終更新日]2017/07/29

ざっくり言うと

  • 「母性」は母が与えるから「母性」なのではない。
  • 「母性」と「父性」を自分の言葉で説明できるか?
  • 「母性」とは何か?「父性」とは何か?そこが問題だ。
  • 何より大事なのは与える順番だ!

「母性」とは母が与えるから「母性」なのではない。

父子家庭である我々を悩ませる言葉が「母性」。

  • 自分は「父親」なので「父性」しか与えられない。
  • 「母性」をどうやって与えたらいいんだ。
  • 「母性を受けない子供は○○になる傾向が高い」と書かれている。
  • 「父性」と「母性」をセットで与えて初めて「健全な育成」が成り立つそうだ。。

僕もそうでしたけど、こういった悩みが頭をグルグル駆け巡ります。

そこで、考えてみてください。

「母性」ってそもそも何なのだと。

母性(ぼせい)とは、女性がもっているといわれている、母親としての性質。また、子を生み育てる母親としての機能のこと

出処:wikipedia「母性」

これを読んだらもうシングルパパは絶望してしまう。

やっぱり「俺には与えられないものだ」と。

ならば、一方の父性はどうだ。

父性(ふせい)とは、子育てにおいて、父親に期待される資質のこと。

子供を社会化していくように作動する能力と機能である。

母性とは異なる質の能力と機能とをいうことが多い。

母性が子供の欲求を受け止め満たして子供を包み込んでいくことを指すのに対して、父性というのは子供に忍耐・規範(社会的ルールや道徳)を教え、子供を責任主体として振るまうようにし、理想を示すものである。

 

心理学や社会学、保育学、教育学において子育てにおける「父性の復権」が論じられ、父性と母性の相互補完的秩序を家族のあるべき姿とする指摘がたびたびなされてきた。

ただし「もっぱら父親や男性の大人が父性を持つべきである」とする主張と、「母親や女性もまた父性的なるものを持つことがあるし、また持つべきである(父親にも母性があり、母性を持つべきである)」という主張がある。

出処:wikipedia「父性」
※改行・赤文字・下線は管理人による

注目すべきは後半の部分である。

「もっぱら父親や男性の大人が父性を持つべきである」とする主張と、「母親や女性もまた父性的なるものを持つことがあるし、また持つべきである(父親にも母性があり、母性を持つべきである)」という主張がある。

性別に応じて役割を担うべき、という主張と、性別に限らず互いの役割を互いが担うべき、という主張があるそうな。

つまり、はっきりしないテーマなんだという事です。

そりゃそうですよね。性別によるなら「主夫家庭」なんてどうなるんだろうという話になる。

「母性」と「父性」を自分の言葉で説明できるか?

「母性」と「父性」は曖昧な言葉です。

曖昧な言葉なのに、強烈な固定観念を焼き付けている。

そこが問題なんです。

「母性」とは何か?

「父性」とは何か?

それを自分で明確に説明できますか?

多分、説明する前にスマホでWikiにアクセスするのではないでしょうか?

誰も、自分の言葉で母性・父性を説明できないものなんです。

自分で説明できない言葉に、僕らは縛りつけられている。

これって物凄く滑稽なことだと思います。

「母性」とは何か?「父性」とは何か?そこが問題だ。

wikipediaによれば

母性が子供の欲求を受け止め満たして子供を包み込んでいくことを指し

父性というのは子供に忍耐・規範(社会的ルールや道徳)を教え、子供を責任主体として振るまうようにし、理想を示すものである。

だそうです。

更に「母性」と「父性」を抜き取ってみます。

  • 「子供の欲求を受け止め満たして子供を包み込んでいくこと」
  • 「供に忍耐・規範(社会的ルールや道徳)を教え、子供を責任主体として振るまうようにし、理想を示すもの」

これは「父親でないと駄目」「母親でないと駄目」なものだろうか?

そして、同時に実現するのが不可能なことだろうか?(僕はそうは思わない)

別に相反する訳でもない、普通に子供を家庭で愛して、社会の中で育てるだけの話です。

だから「母親がいないから娘には母性が欠落する」等と思わない事です。

そもそも「母性」も「父性」も無いんだと。

恐らく「母性」「父性」の棲み分けはかなり昔の生活環境から導き出されたものだと思います。

はっきり言ってしまえば「昭和の家庭像」。

「家庭」と「社会」に分かれた父母の役割分担から生まれた定義。

別に「男だから」「女だから」というものではなく、たまたま

  • 「女性は家庭だけに集中していた」
  • 「男は社会だけに集中していた」

という状況だったから生まれたもの。

ならば「社会に出ている父子家庭のパパ」は母性を発揮できないのか?

そうは思いません。

昭和の父親「一家の大黒柱」時代の振る舞いなら母性の発揮は無理でしょう。

僕の父親なんて定年退職してから初めて「皿洗い」をしたくらいですから。

ですが、今は家事・育児にも男性が参加する時代です。

仕事では社会人、自宅では家庭人。

それで十分に「母性とされるもの」も「父性とされるもの」も発揮できると思います。

一番大事なのは与える順番だ!

全国の父子家庭のパパに伝えたい事はここ!!

必ず「母性とされるもの」から入り、その先で「父性とされるもの」を与えていく事。

子育て論で有名な「佐々木正美」さんのHPでもありますが、僕もその通りだと思います。

というか、僕が理想とする「子育て四訓」もやはり母性とされる「受け入れる事」が最初です。

「人馬一体」ならぬ「親子一体」だと僕は良く言っていますw

あのビッグダディも言っていましたが「ゲップがでるくらいの親子関係」の先に親からの自立が待っていると思いますので、子供が自分の手を離れだしたと感じた時、徐々に「父性とされるもの」を与えていくのが最適だと思います。

 現代の育児は極めて「父性的」だと覚えておこう

躾やら習い事、これって全て「父性的」なものだと覚えておきましょう。

ぶっちゃけ、幼稚園の教育すら「父性的」だと僕は思う。保育園は逆に「母性的」だと。※娘が両方に行ったので経験則

今の世の中、ママが物凄く「父性的」だと思います。子供に子供らしさを許さず「しっかりさん」になる事を求めている。

正に社会秩序への早期合流です。

父子家庭になって僕は感じました。

家庭から母性的なものが減ってきているんじゃないか」と。

習い事に泣きながら通う子供、幼稚園の組体操に泣きながら取り組む園児など。

達成した喜びは格別だけど、その過程でこんな小さな子供を追い込むのかと。

これも時代なのかもしれません。

お受験なんて超父性的な行動ですし。

 

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