父子家庭で娘、それ私だ

「保育園落ちた日本死ね」を保活経験者が考察する。

2016.03.11

[最終更新日]2016/12/23

ざっくり言うと

  • 察するに「復職」と同時に保育開始を目標にしていた。
  • 今の日本はそれでは「待機組」にまっしぐらが多い。
  • 待機児童は確かに問題だが、現実的な「点数確保」の保活には程遠かったと思う。

待機児童問題は深刻だが、それとこのママが入れなかった理由は切り離そう。

保育園落ちた日本死ね!!!

「保育園落ちた!日本死ね!」という保育園に落ちたママの怒りの文章が日本を揺るがしている。

この話題を取り上げると炎上しそうな気もするのですが、自分の保活経験から導き出した結論と照らし合わせると、「落ちるの当然じゃないか」と思う点が正直あった。

なので、少し思ったところを述べてみる事にしました。

僕が感じたことは「待機児童問題は深刻だ。

だが、今回のママが保育園に入れなかったのは理由がある」という事です。

生活がかかっていた人間がする保活ではない。

「生活がかかっていた」…。ブログに書き込んだ東京都内の30代の女性は、当時の心境をこう振り返っている。

出所:産経ニュース

という文章も出てるのですが、生活が懸かっている人間が取り組む保活はただ一つです。

実は明確な保活。

理屈で考える保活

情報は僕が保活をしていた2014年度の話ですが、認定こども園ができて、新制度がスタートした今であっても保活の根っこは変わっていません。

「点数が全て」の世界です。

なので、兄弟加算などが全くない「一人目」の場合は入所の申請時点で「無認可に預けて就労開始済み」でないと非常に難しいのである。

ライバルは未入所の子だけではない。

保育園において希望園に入るためのライバルは、何も現在家庭で保育されている子だけではありません。

  1. 無認可・認証園など「第二候補」で凌いでる「転園希望組」
  2. 実家に無理して「一時的」に預かってもらい、就労開始した「根性待機組」
  3. 第一子が既に園に在籍している「2人目育休組」(0歳児~1歳児入所の場合)

そして、「復職のタイミング」と入園を同時期に調整しようとする「復職組」がライバルとなる。

既に他園に通っている子もライバルとなりうるのです。

優先順位が高いのは上記の「1」「2」です。

理由は「既に保育できない状態」だから。

復職組は今は保育できている時点で緊急性が低くなる形です。※但し「3」は一人目が園に在籍しているので別途加点が大きい。

勿論、復職事由の加点はありますが、すでにフルタイム就労+保育中の加点に比べると低いです。

だから落ちる。

一人目の場合は兄弟在園加点もないので厳しい。

激戦区では「フルタイム就労+無認可」ですら中々転園が回ってこない有様です。※これは地域によって差が余りに大きい。

 

恐らく、待機児童問題を甘く見ていたのかも。

激戦区で保活に勝ち抜く人は、やる事やっています。粛々と。

子供が生まれる前から地域の状況を調べ、無認可や認証を調べ、例え自宅から遠くても職場と自宅のルートを計算して、数か月なら何とか耐えれるかな、という皮算用をします。

そして、プランも複数用意します。駄目だった時の為に。

ただ粛々と点数を稼ぎに入るのです。

それをするかしないか、それだけの差なのですが、その差が決定的になるのが保活だと僕は思いました。

今回のブログに反応をした「私も実は落ちました」の多くも

  1. フルタイムじゃない。
  2. フルタイムでも、現在は自宅保育をしながら保活をしている。
  3. 保育所決まらないと復職できない。

といった内容が目立ちます。

それでは今の日本の保育園事情では難しいのです。

実際問題、明らかに保育園は足りてません。都市部に関しては。

ただ、それは置いといて、その現実の中で生き残る保活をしないと入所は無理です。

置かれた環境を嘆いて、おかしいおかしいと言っても仕方がないのが今の保育園事情なんです。

保育園の問題提起としては確かにその通りだが、落ちる保活をしていた気がする。

税金の垂れ流しをするくらいなら保育園を、というか福祉行政を充実させろ!!という訴えはもっともだと思います。

思いますが、恐らくこのママは「点数が平均値」くらいの状態だったのではないかと思います。

安倍首相が「1億総活躍うんたら」と仰っていますが、今の日本は「産んだら希望園にストレートに入れる」状態ではないのです。

「いつか、そうなれたらいいね」と思いながら、僕らは現実の状況に即した行動を取らないと泣きをみてしまうのです。

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