父子家庭で娘、それ私だ

【父子家庭共和国】子供の成長ステージにあわせて大人が変化していこう

[最終更新日]2021/04/25

娘からの反応が少しずつ変化している

成長しているのだ

我が家は父親と娘の父子家庭ですが、その距離感は一般的な父子家庭に比べて相当に近い。

もうスキンシップがベッタベタである。

それが当たり前として成長してきた娘ですが、そんな娘も流石に小学校4年生にもなると段々と反応に変化が出てきた。

娘の方からくっついてくる。それは同じ。

しかし、そこか先が違う。

くっついてくる娘をこちらも抱きしめると必ずこう言う。

キモイからやめて!

ちょwおまw

自分からくっついてきて何だよw と言いたくなりますが、そんな事を何回か繰り返すうちに気づきました。

ああ、成長ってこういう事か

くっつきたいのは変わらない、でも前とは少し違う「イメージする理想形」ができたんだなと。

その形がどういうものかはわかりませんが、その形に適応すべきは「大人の方」なんだろなと。

ここで空気の読めない大人が脱落する

この娘の変化に気付いた時、ふと頭の中に思い浮かんだ風景がある。

僕ではないが、連れが大好きな娘に抱き着きに行き、本気で「キモイ!来ないで」とドン引きされていた姿。

連れは「ああ、娘が成長してしまった」と嘆いていた。

今ならわかるが、これは「本気で嫌」だった訳ではなく「自分の求める形ではない」という事だったんだなと。

今まではAという形で良かったが、今はBという形がいいのに。「何故、Aのままで来る?それは嫌」

そういう事だったんだろうなと。

ここで「自分を押し通す父親」のままだと本当に娘との距離が広がるのではなかろうかと。

娘の反応を見て僕はそう確信した。

子供の成長ステージに大人が適応していこう

正解はどこにあるのか?

それは単純に「娘が望むベタベタの形」に対応すればいいだけだと思う。

実際、我が家はそれで今もベタベタしている。

何が変わったのか?

娘のリズムに合わせるだけ

抱き着いてきたら抱きしめる。くっついてきたら受け入れる。前より落ち着いた感じで。

成長して変わる娘に対して、その形に合わせるのは大人。

子育てとは、きっとこういう事なんだろうなと思った。